>>プロについて考えてみよう>>プロの仕事にはどんなものがあるの?

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プロの仕事にはどんなものがあるの?

プロギタリストと言っても、その仕事の内容は様々です。

プロ志向の方にとって、音楽の仕事は華やかで魅力的なものに映ると思われますが、
どの仕事にも共通して言えるのは、その実態が地味で忍耐の要るものだと言う事です。

ここでは、プロギタリストの仕事の一部をご紹介しましょう。

※以下にご紹介する仕事の内容は、現場によって若干状況が変わって参ります。
 予めご了承下さい。


ライブサポート
スタジオミュージシャン
完パケ作成
あてぶり
アーティスト




【ライブサポート】  TOP


アーティスト(通常はヴォーカリスト)のバックバンドに入り、ライブ演奏を行います。

ある程度名前のあるアーティストの大規模なコンサートツアーに参加する事ができれば
長期に渡り稼ぐ事も可能です。が、大概は新人アーティストの突発的もしくは短期間の
ライブサポートになります。ライブを行う場所は、ライブハウスから広いホールまで様々です。

この仕事はあくまでアーティストを盛り立てる事が目的ですから、好き勝手に弾く事は
できません(通常、弾き捲くり厳禁です)。サウンド含め、「原曲の通り」に演奏するのが
基本となります。

ステージングについても、プロデューサー(舞台監督)に指示される場合があります。

ご自分のバンドのライブに比べて、殆ど自由は無いと思って間違いないでしょう。



【スタジオミュージシャン】  TOP


クライアントの用意した楽曲に対して、ギターをレコーディングする仕事です。

事前にオケと譜面を貰える場合は、これを基にギターのアレンジを考えて簡単なデモを
作成し、当日はこれを叩き台として、アレンジャーやディレクターと相談しながらレコー
ディングを進めます(オケや譜面にギターパートが示されていて、その通りに弾いて欲しい
と要望される事もあります)。

当日に初めて曲を知る場合は、アレンジャーにイメージをヒアリングして、そのイメージに
則った演奏を行います(時には積極的にアイディアを出す事も必要です)。

スタジオワークでは、いかに短時間で、いかに臨機応変に対応できるかがポイントです。

ギター中心の楽曲でない限り、レコーディングでギターに費やす事のできる時間は僅かな
ものです。正確に、手早く仕事を終える事ができれば、クライアントに喜ばれますし、
そこから次の仕事に繋がって行きます
。仮にギター録りで2時間と言われたら、1時間で
終わらせるつもりで臨むべきでしょう(あくまで中身が伴った上での話ですが)。

また、レコーディング最中の、「メロディーをギターでも弾いてくれない?」とか、「その
フレーズを3度でハモらせて」等という急な依頼にも、的確に応えられる様でなければ
なりません。これならまだ具体的で判り易い依頼ですが、「もっと空飛んでるみたいな
感じで」と、抽象的な表現をされる事もありますので、それを具体的に演奏で表現する
力も必要
となって来ます。

自分の感性で勝負できる余地がある分(もちろんクライアントの望む演奏が最優先)、
スタジオワークはライブサポートよりアーティスティックな仕事と言えますが、演奏だけで
なくアレンジ能力やコミュニケーション能力といった総合力が問われる為、敷居も高く
なります。

尚、近年のレコーディング機材のダウンサイジング及び低価格化によって個人でも
プロ並の機材を揃えられる様になった為、レコーディング現場は大規模なスタジオから
アレンジャーやディレクターの個人宅まで多岐に渡っています(個人宅でのギターの
レコーディングはライン録りが一般的です)。



【完パケ作成】  TOP


完全パケとは、「完全パッケージ」の略です。
クライアントの意向に則った楽曲を作成し、アレンジはもちろん、レコーディングから
マスタリングまで一連の作業を行い、マスター音源を納品します。

この仕事のポイントは、音楽制作の全ての過程を一人でこなさなければならない事です。

作曲やアレンジを高い精度で行うのは当然として、一番問題になるのはレコーディング、
ミックスダウン、マスタリングといった、ミキシングに関わる作業ですね。テレビやラジオで
即使える音質レベルのマスターを作るには、機材に掛かるお金もさる事ながら、かなりの
ミキシング技術が必要になります。

ですが、自分のペースで、自分のセンスで音楽制作を行える点では、非常に面白味の
ある仕事と言えますね(もちろん納期が決まっているので、これに間に合うペース管理が
前提です)。



【あてぶり】  TOP


アーティストのテレビ出演等で、バックバンドの一員として、CD(カラオケ)に合わせて
演奏する振りをする仕事
です。通常、そのアーティストのお抱えバンドが担当します。

テレビの生出演では演奏の失敗及び音響トラブルが許されませんので、この様な仕事が
発生するのだと思います(音響の手間と経費を抑える目的もあるのでしょうね・・・)。

仕事内容は楽ですが、ギタリストとしてはあまり面白い仕事ではありませんね(^^;)



【アーティスト】  TOP


通常、プロ志向の方々が目指すのは、自身のメジャーデビューですね。

メジャーデビューとは、要するに大手のレコード会社から正式にCDを発売する事です。

仮にあなたがあるプロダクションと契約して、メジャーデビューが正式に決まったとすると、
レコード会社やプロダクションはあなたに対して投資を行い、CDを作ったり宣伝したり
します。

ここでポイントとなるのは、レコード会社やプロダクションはあなたに投資するのであって、
援助活動をしている訳ではない
という事です。

投資とは、より高い利益を生み出すであろう対象に資金を投じる事です。簡単に言うと、
投資した側は、あなたという未知のブランドにお金を預けて、増やして貰おうと考えて
いる訳ですね。

投資家にとって重要なのは初期投資額を確実に取り戻す事ですから、最初のうちは
あなたの財布にお金が回って来る事は殆どありませんし、あなたは「商品」に当たる為、
好き勝手に行動する事ができなくなります。

それでもデビュー曲が売れたら道は開けてきますが、近年は音楽が氾濫していて大人
から子供まで知っている様な大ヒット曲が生まれない状況
ですから、正直、生き残るのは
かなり厳しいと言えます。投資する側もその事は良く知っているので、並程度の売上げ
であれば、さっさと投資額を回収して、そこで終わりです(リスクの管理という意味では
これも当然の事です)。セカンドシングルのリリースに辿り着ければかなりラッキーでしょう。

尚、投資額はそのアーティストへの期待の度合によって異なります。有名人の二世等、
ある程度知名度があって成功が見込まれるアーティストの場合は投資額が上がり
これによってCD制作でやりたい事ができる様になりますし、大規模な宣伝活動も
行われる様になります。

レコード会社もプロダクションも企業です。企業である以上、活動の目的は利益を出す事
であって、無駄な投資はしません。
あなたがメジャーで生きてゆく事を志すのであれば、企業に十分な投資をしてもらえる
だけの付加価値を持てるかどうかが最大のポイント
になるでしょう
 

 
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