>>デモCDを作成しよう>>マスタリングのコツ

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マスタリングのコツ

デモ作成の締めとなる作業がマスタリングです。

具体的な作業内容は、全体のイコライジング(音質補正)と、音量バランスの調整ですね。
特に複数の楽曲をアルバムとして1枚のCDに収める時は、各曲のトーンが同一に
なる様にマスタリングを行う必要があります。

マスタリングに使用するエフェクターとしては、コンプレッサー、リミッター、イコライザー
等があります。
最近のデジタルMTRにはマスタリング用のエフェクツールが内蔵されているので、
プロのエンジニアでなくとも、ある程度の精度でマスタリングが行えます。本当に良い
時代になったものですね(^^)

※そもそもマスタリングは難度の高い作業で、マスタリング専門のエンジニアの方もいらっしゃいます。

ここではコンプレッサーとイコライザーの簡単な使い方をご紹介します。


コンプレッサー
イコライザー



【コンプレッサー】  TOP


コンプレッサーはマスタリングに欠かせないエフェクトの一つで、曲中の音量バランスを
整えると同時に、音に一体感やメリハリを与える事ができます(コンパクトエフェクターの
コンプレッサーと原理は同じですが、マスタリング用のコンプレッサーは遥かに高価で、
ステレオ仕様となっています)。

特にロックの場合は強めにコンプレッサーを掛ける事で音に迫力を出す事ができます。
地味ながらも、楽曲の完成度に大きく影響するエフェクトであると言って良いでしょう。

しかしこのコンプレッサーはかなり扱いが難しく、プロのエンジニアでも苦労される事が
ある様です。我々の様な一般人では尚更ですね。

ですので、我々がデジタルMTRでマスタリングを行う際は、スレッショルド(音を圧縮
し始めるレベルのコントロール)と入力レベルに気を配り、後はデフォルト設定で対応した
方が無難
です。これだけでもかなりの効果が得られます。

ただし、スレッショルドの下げ過ぎには注意が必要です。
コンプレッサーを強く掛け過ぎると、曲中の音量の大きい箇所で急激に圧縮して、
音が揺れてしまいます(実は管理人も楽曲「開眼」の中で一箇所やっちゃってます・・・)。
酷い場合はバスドラが鳴るタイミングで毎回音が揺れたりしますので、スレッショルドは
適度に設定しましょう。尚、できれば高域、中域、低域に分けてコンプレッサーを掛ける
のがベストです(BR−1600CDは音域毎にコンプレッサーを掛けられます)。

因みにリミッターはコンプレッサーの兄弟分で、過大入力のみ防ぎます。サウンドへの
影響はコンプレッサー程ではありません。

※コンプレッサー/リミッターはマスタリング時のみだけでなく、レコーディング時にも
 各トラック毎に掛ける事が殆どだと思います。



【イコライザー】  TOP


イコライザーは高域、中域、低域のカット及びブーストを行うエフェクターです。簡単に
言えば音質の調整機器ですね。

※イコライザーには、調整可能な音域(周波数)があらかじめ決められており、視覚的に音質をコントロール
 する事ができる「グラフィックイコライザー」と、調整したい音域(周波数)を自由に設定できる「パラメトリック
 イコライザー」の2種類があります。デジタルMTRのマスタリングツールに入っているのは後者が多いと
 思います。


コンプレッサーよりも音が具体的に変化しますので、多少は扱いやすいと思います。

これを使いこなすには、音を近付けたいプロの楽曲と聴き比べながら操作するのが
ベスト
です。比較の対象物があるのと無いのではかなり違います。経験を積めば
自分のノウハウだけで勝負できるでしょう。
尚、イコライジングによって、特定の楽器を前面に出す、或いは後方に下げる事も
ある程度可能です(高度なテクニックが必要となります)。

イコライジングは、必ずヘッドフォンとスピーカーを併用して行いましょう。
聴き手の音楽鑑賞環境は、チープなラジカセから高級オーディオまで様々ですが、環境を
選ばずに良い音質を補償するのもマスタリングの重要な目的の一つ
です。
複数のスピーカー、複数のヘッドフォンでモニターし、音質を決めていくのが理想的です。
尚、BR−1600CDはモニタースピーカーシミュレータを内臓しており、こういった聴き
比べが簡単に出来る様になっています。


 
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