>>デモCDを作成しよう>>デモCD作成に必要なものってなに?

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デモCD作成に必要なものってなに?

自宅録音を考えた場合、デモCDを作成するには次の機材が必要です。

全て集めるとそれなりの金額になってしまいますが、それでも昔に比べて遥かに安く
購入する事ができますので、管理人としては羨ましい限りです(^^;)

特に最近のデジタルMTRは安価にも関わらず高性能かつ高音質ですから、ミキシングの
腕さえあれば、自宅でプロ並のCDを作れます



MTR(マルチトラックレコーダー)
シーケンサー
各種音源
マイク


何れも購入の際はよく仕様を確認して下さいね(特にデジタル機器)。



【MTR(マルチトラックレコーダー)】  TOP


MTRはその名が示すとおり、複数のトラック(記録場所)を持ったレコーダーで、
各トラックで同時録音する事も、トラック別に異なるタイミングで録音する事も可能
です。
また、各トラックは独立していますから、トラック毎に音量や音質を調節したり、
エフェクターを掛ける事ができます。

※通常のカセットレコーダーやMDレコーダーでは、ステレオ録音(2トラック同時録音)しかできません。


例えばドラム、ベース、ギター、ヴォーカルで構成されているバンドの楽曲を8トラックの
MTRでレコーディングした場合、次の様なトラックの使い方が考えられます。


トラック1:ヴォーカル
トラック2:リードギター
トラック3:リズムギター
トラック4:ベース
トラック5:ドラム(スネア&ハイハット)
トラック6:ドラム(バスドラ)
トラック7:ドラム(右側のシンバル&タム)
トラック8:ドラム(左側のシンバル&タム)


各パートは同時に録音しても、後からヴォーカルやリードギターを重ね録りする様に
しても良いのです。イントロのリズムギターだけ録り直すといった事もできます。

また、何度か同じフレーズを弾いて、ベストテイクだけ集めて編集する事もできます。

※プロのCDは、最初から最後まで一度に演奏している様に聴こえますが、実際にはこういった編集がかなり
 行われています。特にヴォーカルは1小節単位に録音する事も珍しくありません。



最近のMTRは各種エフェクターやドラム/ベースの音源を内蔵していたり、録音から
マスタリングまでの一連の作業を一台でこなせる様になっていたりします。
また、録音媒体はハードディスクが主流ですので(一昔前はテープでした)、音質劣化の
心配が殆どありません。

※昔のMTRは録音機能しか無く、ミキサー(各トラックの音量や音質を調整する為の機材)を別途購入する
 必要がありましたが、最近のMTRはミキサー機能付きが当たり前になっています(但し、高級MTRには
 今でもミキサー機能は付いていませんので注意して下さい)。



一般的に、トラック数が多くなるとMTRの価格は高くなりますが、トラックはたくさんあった
方が何かと重宝します。
作りたい音楽と、財布の中身を比べながら、最適のMTRを探してみて下さい(レコー
ディング用のソフトを使って、パソコンをMTRにする事も可能です)。

尚、お勧めのMTRは以下の通りです(詳細確認は以下の画像をクリック願います)。


BOSS BR-1600CD
ギタリスト向けデジタルMTR、BRシリーズの最上位機種で、
8トラック同時録音及び16トラック同時再生が可能です。
アンプシミュレータを始めとする数々のエフェクトの他、ドラム
及びベース音源とプログラミング機能を内蔵しており、これ
一台でレコーディングからマスタリングまで出来てしまいます。
操作も簡単です(管理人のサンプル曲「Return On Equity
はこれで作成しました)。とっても便利ですよ!

BOSS BR-1200CD
BRシリーズの中位機種で、2トラック同時録音及び12トラック
同時再生が可能
です。
各種エフェクトの他、こちらもドラム及びベース音源とプログラ
ミング機能を内蔵しており、BR−1600同様にレコーディング
からマスタリングまでこなせます。同時録音トラック数に拘ら
ないのであれば、十分な仕様です!

BOSS BR-900CD
BRシリーズの下位機種で、2トラック同時録音及び8トラック
同時再生が可能
です。
こちらはドラム音源のみで、ベース音源は含まれませんが、
各種エフェクトを内蔵しており、レコーディングからマスタリング
までこなせます。
ちょっとしたデモ作成には最適でしょう。



【シーケンサー】  TOP


リズムマシンやシンセサイザーを自動演奏させる為の機材です。

自動演奏の内容は、リアルタイムレコーディングや、ステップレコーディングといった
方法でプログラミング(「打ち込み」と言われる事が多い)します。

前者は実際にシンセサイザーを演奏したりリズムマシンを鳴らす事でシーケンサーに
情報を入力する方法です。キーボードの弾ける人は、ステップレコーディングよりも
手軽にプログラミングする事ができるでしょう。後から情報を編集する事も可能です。

後者は音の高さ、強さ、長さを、基本的に一音ずつプログラミングして行く方法です。
かなり手間の掛かる作業ですが、こちらの方が一般的ですね。管理人もこの方法で
プログラミングしています。
シーケンサーによって、プログラミングの煩雑さに差があります。

シーケンサーは独立型のハードよりも、パソコンソフトの方が主流になっている様です。

尚、シーケンサーを使ってデモCDを作る場合は、MTRとシーケンサーをデジタルで
リンクさせ、両者の同期をとる様にすると作業効率が良いです(シーケンサーに合わせて
MTRが曲の小節を認識してくれる様になります。8小節目から16小節分のギター
フレーズを24小節目にコピーしたい、等という場合に助かりますよ)。

※MTRによっては上記の様なリンクができない場合があります。



【各種音源】  TOP


シーケンサーで演奏のプログラミングをしても、音源がなければ音は鳴りません。

一般的に使用されている音源はシンセサイザーですね。ストリングスや管楽器の音は
もちろん、ドラムやベースの音を出す事もできます。また、鍵盤が付いていますから、
1音1音弾きながらステップレコーディングする事も可能です。
シンセサイザーによっては、シーケンサー機能を持つものもあります。

音源モジュールを使用する方法もあります。
これは鍵盤の無いシンセサイザーと思って頂けば良いでしょう。シンセサイザーを既に
お持ちの方が、音色を増やすのに適しています。

サンプラーを愛用している方もたくさん居られます。
シンセサイザーや音源モジュールが基本的にメーカーの設定した音色しか使えない
のに対し、サンプラーは音色をサンプリングして自由に取り込む事ができます。
例えば、自分の声をサンプリングして、音程を変えながら鳴らす事ができます。
サンプラー用の音色ソフトを購入すれば、有名ミュージシャンの演奏した楽器の音を
取り込む事も可能です。
リアルな音を望むのであれば、サンプラーがベストでしょう。

リズムマシンはご存知の通りドラムの音源ですね。
シンセサイザーやサンプラーに比べ、安価で購入できるのが魅力です。
ベース音源を内蔵しているものもあります。
リズムマシンそのものにプログラミングの機能がありますので、シーケンサーが無くても
自動演奏させる事ができます(シーケンサー&デジタルMTRをお持ちの方は、
シーケンサーでプログラミングした方が何かと応用が利きます)。



【マイク】  TOP


アンプシミュレーターをお持ちで無い方や、アンプでのレコーディングに拘る方には
マイクが必要です。

マイクなら何でも良いのだろう・・・とお思いの方も居られるでしょうが、実はマイクは
非常に重要な機材で、これ次第で音色が大きく変わってしまいます。

マイクには大きく分けてダイナミックマイクコンデンサーマイクがあります。

ダイナミックマイクは皆さんが目にする機会も多いでしょう。テレビで司会者が手に
持っているマイクはこれです。カラオケやスタジオにも置いてありますね。
大変丈夫なマイクで、ちょっと落とした位ではまず壊れません。
音質的には中低域にクセがあります。高域をあまり拾えないのが弱点です。

コンデンサーマイクはヴォーカリストのレコーディング風景で上から吊り下げられている
やつです。皆さんも一度は目にされた事があるのではないでしょうか?
ダイナミックマイクと異なり電源を必要としますが、高域から低域まで綺麗に拾って
くれますので、音質面ではかなり満足できると思います。
その反面、取り扱いが難しく、床に落としたりしたら即アウトです。湿度にも気遣う必要が
あります。
価格はダイナミックマイクよりかなり高めで、数十万円のものがザラにあります。
個人で所有するのは色々な意味で難しいかもしれません。

ロックギターのレコーディングでは、シュアーのSM57ゼンハイザーのMD421といった
ダイナミックマイクがよく使用されます(管理人は前者を所有しています)。

マイク録りで良い音を作るには、音量・部屋鳴り・経験が必要です。チャレンジの価値は
ありますが、アンプシミュレータを使用した方が無難で現実的かもしれません。

SHURE SM57-LCE SHURE SM57-LCE
SENNHEISER MD421MK2



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